風邪の時は、鍼灸施術を受けてもいいでしょうか?
風邪を引いたら暖かくして、自宅で安静にすると早く良くなることは、皆さんもご存知だと思います。 東洋医学では、風邪をどの様に考えているかといいますと、風の邪(ふうじゃ)という病邪が人体に侵入し発病すると考えます。 人体に侵入した病邪の深さにより、施術の方法も異なります。...
鍼には薬が塗ってあるのですか?
患者さまから「鍼には何か薬が塗ってあるのですか?」と聞かれる時があるのですが、薬などは一切塗っていません。 では何故、体のツボを刺激して、症状が改善するのでしょうか? それは、鍼を施術することにより、ツボを介して経絡(体表から内臓に繋がる気のルート)を刺激し、体の気の調節を...
体は今の状態(痛い症状)を維持しょうとします。
体の体温を一定に保ったり、体調を整えたりする事をホメオスタシス(恒常性)といいます。 体が危険な状態にならないように保っています。そして、体は急な変化を嫌います。 体の自然治癒力が働いて、よい方向に改善するときは良いのですが、慢性的に症状が固着している時は、鍼施術をしたり、...
腰痛で、こんな間違いをしていませんか?
腰が痛いからといって、腰ばかり揉んだり押さえたりしていませんか? 腰に何か問題があればそれでもいいでしょうが、痛い場所が悪い場所とは限りません。 それに、同じ所をいつも揉んでいると、その部位が過敏になり腫れてり、痛みが増したりします。...
治らないと思うと、身体は治らない!?
「病は気から」といいますが、それは、単なるプラシボ効果(偽薬効果)などの精神的な作用ではなく、患者さま自身が「治る」 「良くなる」と思うこてで、身体の免疫作用が活性化して体質を改善することが、科学的に証明されています。 逆に、「ダメだ」「治らない」と思うと身体の働きが弱り、...
鍼に副作用はありますか?
鍼をまだ受けたことの無い方の中に、鍼の施術はチクチク刺されたり、皮膚が傷付きそうで怖いと思っている方もおられるかも知れません。 当院で使用している鍼は使い捨て鍼で、直径0.18mm.です。鍼管という管を使って鍼をしますので、注射とは刺し方や太さが違い、刺す時はほとんど痛くあ...
鍼はどれくらいの間隔で施術すればいいでしょうか?
どんな症状の方でも、毎日施術を受けるほうが早く良くなります。 でも、毎日施術を受けるのは大変ですね。 しかし、症状の性質の違いにより、間隔を空けて施術はできます。 急性的なものや、捻挫打撲などの外傷の症状が出ているものは変化が速いですので、毎日施術をした方がいいですし、慢性...
マッサージや整体の施術を受けてもその後、症状が戻ってしまのは何故でしょうか?
マッサージは筋肉の緊張が緩み、整体は骨盤や骨格の並びが良くなります。 どちらも、症状を改善するには効果的です。 しかし、根本的に身体の改善がされてないと、また症状が再発してしまいます。 では、どうすれば根本的に身体の改善ができるのでしょうか?...
からだのメンテナンスは必要でしょうか?
施術をしていただいて、痛みや症状が無くなっても、体は完全に治っていないかも知れません。 症状は氷山の一角に過ぎず、痛みが無くなってもまだ根本原因が残っており、その後何度も症状がぶり返すのはその為です。 そして、何度も痛みや症状を繰り返しているうちに、だんだん慢性的になってい...
施術は山登り?!
私はいつも患者様に、「施術は山登りのようなものです」とお話しします。 山は患者様の目標です、施術者はさしずめガイド役です。 ある患者様は、「日常生活に支障が出ないように痛みや身体のメンテナンスをしたい」。 ある患者様は、「根本的に体質を改善し二度と痛みや症状をぶり返したくな...