朝起きたら頚が痛くて、揉んでしまったー!
朝起きたら頚が痛くて回せない、ズキズキしてうずくなどの症状は、いわゆる寝違いです。
寝違いの原因は疲労、ストレス、運動不足、飲酒して寝てしまうなど、いろいろ有りますが、頚や肩、肩甲骨の筋肉の急性の炎症を起こしている状態です。
夜中に寝返りが打てず、同じ姿勢で眠ってしまい、身体の筋肉が緊張状態になり、頚の周りの血流が悪く筋肉に炎症を起こし、寝違いになります。
軽い症状のときは、少し頚が回し難いだけですが、ひどくなると、痛くて頚が動かせなくなり、熱感が強く腫れてうずく痛みが出てきます。
ここで、気を付けてほしいことがあります。
朝、起きて頚や肩が痛くても、押えたり揉んではいけません、またカイロやお風呂で温めても良くありません。
寝違えは、筋肉に炎症があるため、押えたり揉んだりすることにより、炎症の反応が増幅し、症状が悪化する恐れがあります。
では、寝違えてしまった際の処置方法をお伝えしましょう。
まず、あまり動かさず安静にしてください、そして、保冷剤などで痛い部分を10分から20分、少しずつ動かしながら冷やしてください。
その後、市販のシップを貼りましょう。
何度も言うようですが、痛い部分を押すと、痛気持ちいい感じがしますが、決して押さえないようにしてください。揉んでしまうと痛みが強くなり、1,2日で治る症状でも、3,4日もしくは1週間かかってしまうかもしれません。
最後に、自分でできるツボをお伝えしましょう。
寝違えた頚や肩の痛い側の手を軽く握り、小指側のシワができる部分で骨の際です。
押えると、すこしコリコリした硬結がありますので、軽く2,3回押さえてください。やり過ぎずに軽く押さえましょう。
それでも、なかなか改善しない寝違いは、当院にご相談ください。

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