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冬の季節と東洋医学

東洋医学では、冬は寒さから身を守るために「精」を蔵す季節です。

「精」とは人体を構成する基本物質であり、人体の各種機能を支える物質的基礎です。

少し専門的になりましたが、身体の奥に力を蓄えておき、それを使い体を動かしていると考えられています。

中国の医学書である黄帝内経(こうていだいけい)によると、冬の3か月は「閉蔵」といい、万物が門戸を閉ざして静かに閉じこもる季節とされています。

冬に侵されやすい邪は「寒邪」で、身体が冷えることにより「寒邪」が侵入して体を縮こまらせて、新陳代謝や抵抗力の低下を起こさせます。体調を崩したり、風邪をひきやすくなりす。

東洋医学的に五臓の「腎」は「精」を封蔵(貯蔵)し生命エネルギーを蓄えると考えられていますので、「腎」をケアすることで体調のバランスが整います、そして発育や生殖、老化、泌尿器系の症状に関係が深いです。ですので、体温調節に気を付け、冷たい飲食物は控え身体を温め、温かい物を取りましょう。ストレッチをしたり、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるのもいいでしょう。

東洋医学には五志といい考えで臓腑に対応する感情があり、「腎」は恐と驚になります。

普段からストレスや疲労などにより恐れや驚きすぎる感情が多いと、「腎」にダメージをあたえてしまいます。そして創造や発明のエネルギーが低下してしまいます。

冬の時期は、心に安心を感じながら、ゆっくり過ごすことが大切です。

また、「腎」を養い働きを強化されるのに最適な食材は、黒ゴマ、黒豆、海藻があります。

「腎」を高め寒い冬を乗り切りましょう!!



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