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体の痛みは心のメッセージ

心とは、感情や本能、知性、理性といった個人が何をどんなふうに思考したかにより変化していきます。

自己保存、自我我欲の意識が強く働いてくると、心のバランスが大きく崩れ意識の軸が傾き、体のバランスまで崩れてきます。

相手を思いやる気持ちを忘れ、自分勝手な行動や思考は不平、不満、愚痴、泣き言、悪口、文句などに出てきます。

自らの思考や行動が自分自身に与える影響は大きく、思考や意識の軸は自律神経とも密接に係り合っています。

ストレス社会ではなかなか難しいかもしれませんが、常日頃から調和のとれた思考が求められます。

調和の取れた思考とは、怒り、妬み、そしり、愚痴、恨み、憎しみ、嫉妬、貪欲などの感情が乱れるような思考に引っ張られないようにすることです。

また、過去に囚われて執着が強まっても心のバランスは崩れます。

心は無意識に過去の後悔や失敗を思い出し、今の意識がおろそかになるのです、ですので過去に意識を向けるのではなく、今に集中し軌道修正する必要があります。

症状は、その方の一番弱いところに出やすく、他の人と同じではありません、自分自身の不調和な思考により症状や患部は変わります。

体からのメッセージを聞いて理解したとき、痛みや症状は改善されることが多いです。

自分自身の思考の問題に気付くことで、自分自身の自然治癒力の働きを高めます。

東洋医学は「心身一如」といい、心と体は繋がっていると考えます。

鍼灸施術は体から心のバランスも調節できます。


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