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人工甘味料はゼロカロリーなので多く取ってもいい?

  • ミヤコ東洋鍼灸院・整骨院
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

人工甘味料はゼロカロリーで糖質がほとんどないため、血糖値の上昇を抑える効果があります。

砂糖の代替として、使用されますが、主な種類には、アステルパーム、サッカリン、スクラロース、アセスファムK,などがあります。

適量の甘味は、体を滋養し疲労回復やリラックスを促しますが、多量に摂取した場合、体には影響が考えられます。

東洋医学的には、甘味は五行の「脾」に属し、消化吸収や気血の生成、からだのエネルギー供給に関与しています。

強い甘味に慣れると、脾(消化機能)の働きが乱れ、消化吸収の効率低下や、食欲過多、胃腸の不調を起こしやすくなります。

また、甘味の過剰摂取は、水分代謝を乱し体内に痰湿(水分や湿気)を生成しやすく、むくみや倦怠感、脂肪の蓄積などの症状が出やすくなります。

そして、心の安定や気血のバランスにも影響し、イライラや不安感を生じる可能性があります。

最近のWHOガイドラインや研究では、人工甘味料の長期使用は、肥満防止や2型糖尿病、心血管疾患リスク低減には必ずしも効果がないとされ、一部の研究では、長期摂取が腸内細菌のバランスの乱れ、糖代謝異常、心血管リスク、認知、精神機能の変化などに関連する可能性が示唆されています。

ゼロカロリーで糖質も制限されるからと、人工甘味料を多量に摂取するのは、避けたほうがよさそうです。

では、人工甘味料及び甘味の過剰摂取を避けるための工夫として以下の方法があります

1、自然な甘味への置き換え、果物、甘酒、ハチミツ、などを適量使用する。

2.食事のバランスを整え、野菜、全粒穀物、良質なタンパク質を中心に食生活を見直す。

3、運動や生活習慣の改善し、軽い運動や発汗習慣を通じ、湿の排泄を促す。

などで、生活習慣全体の見直しが重要となります。

東洋医学的な考えは、甘味の摂し方から心身の状態を読み取り、バランスを整えることができ、健康維持に役立ちます。



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