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怒ると肝臓を傷つける?!

  • ミヤコ東洋鍼灸院・整骨院
  • 1 日前
  • 読了時間: 2分

東洋医学では、肝は気の流れを調整して、血液を貯蔵し血量を調節しています。全身の気と血の機能を円滑に保つ役割を担っています。

肝の機能が低下すると、気の流れや蔵血の働きが悪くなり、全身に必要な栄養が行き届かなくなります。

また、肝は感情の中の怒りと深く結びついており、肝が健康な状態であれば感情も安定していますが、ストレスや疲労、飲酒などの要因で肝の働きが低下すると気の流れが滞り、気のうっ滞を起こし、イライラや怒りが増加することがあります。

結果として、情緒不安定や身体的な不調に繋がることがあります。

逆に、いつも怒っていたり、イライラ感が募っていると、気の流れが悪くなり、肝臓や胆嚢の働きも悪くなり弱ってしまう場合もあります。

肝気がうっ滞している方の起こりやすい症状は、胸や脇・径部が張って痛い、胸が圧迫されて重苦しい,、善くため息をつく、精神抑うつ、怒りやすい、ヒステリー球、頚に柔らかいしこりができる、乳房の張った痛み、月経不順、閉経などです。

また、症状や状態が強くなると、めまい・ふらつき、顔が紅潮する、目が赤くなる、口が苦い、不眠、便秘、尿が黄色い、耳鳴りなどがあります。

では、御自分でできる肝の気の廻りをよくする方法は、

1、肝を整える食事をとります。梅、いちご、トマト、ライチがあてはまります。また、気の廻りをよくする食材は、しそ、玉ねぎ、ミョウガ、フェンネルなどがあります。

2、リラックスできる時間を持ち、深呼吸や瞑想、趣味を楽しみ、ストレス管理を行います。

3、柑橘系(レモン、グレープフルーツ、ベルサモット)などの香りを楽しみ、気の廻りを良くします。

4、軽い運動やストレッチをし、気血の巡りを促進します。

体質的ものもありますので、すぐには効果が出ないかもしれませんが、習慣的に続けてみてください。



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