春になると出やすい症状はあるの？

春は徐々に気温が上がり、陽気が盛んになります。

自然界でも草木の新芽が出てくるように、気が上がりやすくなります。

そして、人の体も同じように春の影響を受けます。

東洋医学でいうと、肝気（肝臓にも入っている全身を流れる経絡の気）も上がります。

健康な方は、それほど影響は無いのですが、ストレスや疲労がたまっている方は、上手く気を巡らすことが出来ず気を停滞させてしまいます。

症状でいうと、脇が張って痛い、鼠径部が痛い、イライラしやすい、頭がくらくらする、手足が震えるまた痙攣する、目が充血する、月経不順などがあります。

そんな時は、鍼灸施術が効果的です。

気の巡りを良くして、気の停滞を改善することにより、上記の症状を緩和します。

また、気の巡りを良くする食べ物をご紹介します。それは、お酢やレモンなどの柑橘系のくだものの酸味です。

しかし、気が停滞しやすい方は、逆に酸味の味が嫌いかもしれません。

無理に食べなくても構いませんが、できる範囲で少しずつ取るようにしてください。

それでも、症状の改善が見れないときは、当院にご相談ください。