シンスプリントは消化器系の弱り!?
シンスプリントとは、下腿の脛骨過労性骨膜炎といい膝から足首の骨の内側に痛みが発生する症状です。
陸上やサッカー、バスケットボール、バレーボールなどのジャンプやダッシュを繰り返すスポーツをしている人に多くみられます。
原因は足のつま先を上げるときに使う筋肉を過度に動かすことで、筋肉に付着する骨膜に炎症が生じます。
東洋医学的に診ますと下腿部内側の脛骨上には、「肝経」という経絡(気のルート)が流れ、脛骨内側部には「脾経」という経絡が流れています。
特に、シンスプリントの症状が出やすい頸骨内側部には「脾経」が流れていて、「脾経」は内臓の膵臓や十二指腸などの消化器系に繋がっています。
元々、体質的に胃腸などの消化器系に弱りがある方や、症状までは出ていなくても、体がだるい、下痢や便秘を繰り返す、朝食が食べられない、むくみ、手足が冷たいなどで困っている方は、シンスプリントが発生しやすいです。
東洋医学の鍼灸施術は症状が出ている局所だけではなく、全身を診察し体質から改善し症状を緩和します。
スポーツをされていて、シンスプリントでお悩みの方は、当院にご相談ください。
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